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「横浜の環境」横浜市における様々な環境の現状や取組みについて

「横浜の環境」横浜市における様々な環境の現状や取組みについて。

リーフレット「横浜の環境2010」から横浜市における様々な環境の現状や取組状況についてお知らせします。ぜひ横浜の環境のことを知っていただき、一人ひとりが横浜の環境のためにできることを考えてみませんか。

  横浜市生物多様性キャッチフレーズ 『ハマが好き だから守ろう いのちのゆりかご 森 川 海』

私たちの暮らしと生物多様性には深いつながりがあります。

最近、「生物多様性」という言葉をよく耳にしませんか。
生物多様性とは、様々な自然が存在し、そこに住む生き物たちそれぞれが個性をもち、お互いが影響し合って豊かな生態系を保っていることをいいます。私たちの暮らしと生物多様性は深い関係があります。現在、生物多様性は、人間の活動による開発や乱獲、外来生物の持ち込みや地球温暖化などにより、危機にさらされています。わたしたちの街、横浜でも、最近身近な生き物が見られなくなっていることにお気付きですか。ホタル、トンボ、バッタ、チョウなどの昆虫、ツクシ、ヤマユリなどの草花、これら身近な生き物の種類や量が減っています。この現象は、横浜でも生物多様性が失われつつあることを示しています。残念ながら、こどもの頃に実際に見たり、聞いたりしていた「めだかの学校」や「かえるの合唱」は、童謡の中だけの話になり始めています。生物多様性は、生き物だけの話ではなく、自然との調和を大切にしてきた日本人にとって、そこから生み出された文化にも関係があります。生物多様性を失うことは、これらの文化も失うことになります。横浜市は、生き物の生息生育環境に配慮した公園の整備や企業や市民の皆さまと協働した緑化などを進め、生物多様性を守るための取組を行ってきました。市民の皆さまにも、まずは身近な自然に目を向け、動物や植物を眺めることから始めていただき、横浜の生物多様性を一緒に守っていきましょう。


   減りつづける横浜のみどり、皆さまの協力でみどりの保全をすすめています。


人口増加による都市化の進展に伴い、「緑」の総量を示す緑被率の減少が続いています。市内の緑の総量の変化について傾向を把握するため、概ね5年ごとに調査を行っています。調査結果からは、平成16年度から21年度までの5年間では、毎年約100ヘクタールの緑が失われていることになります。平成21年度から、市民や事業者の皆さまから、ご負担いただいている「横浜みどり税」を活用し、「樹林地を守る」「農地を守る」「緑をつくる」を3つの柱とした「横浜みどりアップ計画(新規・拡充施策)」に取り組んでいます。


   未来の地球を考え、さらなるCO2削減が必要です。


横浜市内の平成19年度の温室効果ガス排出量は、全国の1.5%に相当します。京都議定書の基準年である平成2年度と比較すると21.0%増加しています。温室効果ガスの約98%を占める二酸化炭素の排出量の構成について、全国と比較すると、家庭部門の割合が高くなっています。人口の多い横浜市は家庭部門の対策を今後も積極的に行っていく必要があります。また、横浜市では、世界を先導する次世代エネルギー供給・社会システムを構築するため、「横浜スマートシティプロジェクト※(YSCP)」を推進しています。

※横浜スマートシティプロジェクト … 横浜市が民間企業と共同で、CO2削減と地域経済の活性化を目指して、スマートグリッド(次世代電力網)関連技術などを実証するプロジェクトです。平成22年4月に経済産業省「次世代エネルギー・社会システム実証地域」に選定され、今後5年間で実証を行います。


   横浜の空気や川の水はきれいになってきています。海の対策をもう一歩進めます。


代表的な大気汚染物質である二酸化窒素の平均濃度は、自動車排気ガス規制の強化や工場・事業場に対する規制指導によって、継続的に改善しています。
河川の水質(BOD※)は、工場等の排水規制や下水道の整備によって、大きく改善されています。
海域の水質は、横浜港内をはじめとした7箇所の調査地点を設けて、毎年継続した水質調査を行っています。有機汚濁の指標であるCOD※、富栄養化※の原因となる全窒素及び全りんは、環境基準を達成していない地点があるなど課題があります。

※BOD … 微生物が汚れを食べて分解するときに、微生物が必要とする酸素の量です。
         水が汚いほど、BODの値は大きくなります。

※COD … 水の中の汚れの物質の量を科学的に測った値です。
         水が汚いほど、CODの値は大きくなります。

※富栄養化 … 家庭や工場からの排水に含まれる全窒素や全りんが海に流れ込んだ結果、
           海が持つ自浄能力を超えて、赤潮の発生がおこりやすくなる現象です。


   ごみの分別・リサイクルにより、ごみの減量が進んでいます。


市民・事業者の皆さまのご理解とご協力により、ごみ量は減り続け、平成21年度のごみ量(速報量)は、約93万トンで、横浜G30プランの基準年(平成13年度)比で42.2%削減することができました。今後とも、横浜市では循環型社会の実現を目指します。さらなるごみの減量・リサイクルにご協力ください。


◇お問い合わせ 横浜市環境創造局企画課 電話 045-671-4102

-横浜市環境創造局企画課 平成22年10月発行リーフレットより-

※当記事内の文章・画像等の無断転載・使用を禁じます。

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